愛らしい表情やしぐさでフォロワーを魅了するインフルエンサー猫のオーナーに「猫の暮らし方」や「猫との暮らし方」をうかがう人気シリーズ。今回はSNSで20万人を超えるフォロワーに愛されているまつたけちゃんとおすしくんが登場です。飼い主さん夫妻の赤ちゃんも加わった幸せいっぱいの多頭暮らしのエピソードをお伝えします。
プロフィール
まつたけちゃん:メス/4歳(2020年12月1日)
おすしくん:オス/3歳(2021年12月17日)
スコティッシュフォールドの折れ耳・短毛のまつたけちゃんは「THE 猫」なツンデレタイプですが、立ち耳・長毛のおすしくんはフレンドリーで甘えん坊。個性豊かな2匹と笑いが絶えない日々を送っていたところ、赤ちゃんの誕生でさらにてんてこまい。先日迎えたばかりの3匹目のてんぷらちゃんとの出会いもSNSで発信中です。
まつたけちゃん・おすしくんのSNS
Web https://matsutake-cat.com
X https://x.com/matsutake_cat
Instagram https://www.instagram.com/matsutake_neko
YouTube https://www.youtube.com/@matsutake_cat
猫らしい猫の「まつたけ」と、犬みたいな猫の「おすし」
先住猫のまつたけちゃんと2匹目のおすしくんは、外見も性格も対照的です。SNSのバズり写真をもとに飼い主さんに魅力を聞いてみました。
1匹目:まつたけちゃん
「ちょっとドジだけど、あざといところがかわいい」
まつたけは甘えたいときには甘えん坊に変身するけど、ひとりで過ごすのも好きな猫らしい猫です。名前は自分たちにとって特別感のある和風の高級食材の中から選びました。毛柄のイメージや呼んでみたときにしっくりきたのが決め手です。
家族の思い出の1枚は、両手を重ねておやつをおねだりするあざといポーズ(笑)。おやつをキャッチしようとしてつかみ損ねたみたいで、ドジなまつたけのおかげで撮れた瞬間かも。ソファの隙間におしりから挟まるしぐさや、「目をそらしたら負ける」と思わせるまっすぐな目もかわいいんですよ!
2匹目:おすしくん
「甘えん坊で食いしん坊、おまけにお笑いキャラ?」
「おすし」は見た目も性格もまつたけとは対照的ですが、おそろいの雰囲気を出したくておすしと名付けました。元気いっぱいで甘えん坊なところが犬みたいですね。家族がトイレに入るとドアをカリカリして「開けろ」とアピールします。
運動神経抜群でキャットタワーにもどんどん登るのに、なぜか不器用なんですよね。猫用ミルクをあげたときには、自分も周りもびちょびちょに(笑)。いたずらというほどではないですが、私のカードゲームを落としたときに、どうしたんだろうと声をかけたら逆ギレのイカ耳になってしまいました……。感情表現が豊かだなと思いますね。
飼い主と愛猫との出会い、そして猫たちの出会い
猫たちを迎え入れたときの思い出
「家族の新生活には猫が必要だ!」
2人で新生活をスタートしたとき、最初に住んだのはペット禁止のアパートでした。でも妻から「猫を飼いたいね」という話が出るようになって、半年しか住んでいないのに急いでペット可のアパートへ引っ越しました。
最初に考えていた保護猫はこちらの譲渡の条件が合わず、ブリーダーさんから迎え入れることに。猫種を決めていなかったのですが、「すごくかわいくて一緒に暮らしたい」と思ったのがまつたけです。妻は「みんな連れ帰りたい」と言うほど猫好きなので、私の一押しが決め手になりました。
「2匹目にぴったりのフレンドリーな猫」
まつたけに遊び相手がいたほうが楽しいし、私たちも猫が増えればうれしいなと思って2匹目を考えるようになったんです。以前親身になってくれたブリーダーさんを訪ねたら、白くて長毛で立ち耳の子猫がいました。私たちに寄って来たりきょうだいで遊んだりしてすごくフレンドリー。多頭ぐらしにぴったりなんじゃないかと思ったんです。
ファーストコンタクトから打ち解けるまで
「まつたけはおすしに怒りの“フシューッ!!”」
最初は別室で待機させて、しばらくしてからケージ越しにファーストコンタクトを試みたところ、まつたけが「フシューッ!!」と怒ってしまって……。威嚇されてもめげないおすしのおかげで2週間後には同じ部屋で過ごせるようになり、1カ月後には“もぐら叩きごっこ”をするなど、一緒に遊べるようになりました。まつたけが「遊んであげてもいいけど?」みたいな感じですね(笑)。
猫の多頭飼いは、毎日がさらににぎやかで楽しくなりますね!ただ、先住猫の気持ちを大切にしながら、新入り猫を迎える準備も大切。最初は少しずつ距離をとりながら、お互いのペースで慣れていくのがポイント。猫同士の相性もあるので、2匹目以降を受け入れる際は先住猫の性格なども考慮してあげると多頭飼いがうまくいくポイントにもつながるのかなと。