猫ちゃんは本能的に病気を隠す生き物です。
そのため知らず知らずの間に病気がどんどん進行してしまうことは珍しくありません。
かといって、動物病院へ猫ちゃんを連れて行くことは家族にとっても一苦労な部分は多くあるもの。
今回は、健康な時から猫ちゃんと病院に行くことを習慣化して、
予防や病気の早期発見のためにぜひ知っておいていただきたい情報をお届けします。
定期的な健康診断の実施は猫ちゃんの将来のためにもなります。
猫ちゃんの生涯をより健康的にするためにも、さあ猫ちゃんと病院へレッツゴー!!
▼猫ちゃんの健康診断に関連する記事
健康状態を記録することの大切さ
猫ちゃんの健康管理の第一歩は、日ごろの変化を記録することから始まります。
猫ちゃんも人と同じでさまざまな個性があるからこそ、健康な時から『健康診断』に行き、その子の” 基準値 ”を知ることがとても大切です。
今回ご用意した、猫ちゃんのための健康手帳では、『健康診断』の結果を継続的に細かく記入することができます。
1度だけではなく、継続してその子の変化を記録することによって、” その子だけの健康手帳 ”になるのです。
少しでも体調がおかしいなと思ったら、健康手帳と一緒に動物病院の先生へ見せることで、よりスピーディな診療につながります。
まずは、今日の” 体重 ”を記録をすることから始めてみるのはいかがでしょうか?
猫ちゃんも飼い主さんも気持ちよく病院に行くためのコツ
ポイント01:病院へ行く前のひと工夫
・キャリーに入る練習で安心感を
家の中の猫ちゃんがよくいる場所にキャリーを置いて、いつでも中で休んだり、 食事や遊びができるようにしてあげましょう。
キャリーの中が安心で快適な場所だということを教えてあげることが大切です。
子猫の時から慣らすとよりよいでしょう。
・大好きなおもちゃやおやつで
猫ちゃんのストレスを緩和させるために、
日ごろからキャリーの中に大好きなおもちゃ、おやつ、猫ちゃんが大好きな香りや家族の匂いのついたタオルなどを入れておくと良いでしょう。
ポイント02:病院までの移動時のひと工夫
・猫ちゃんのペースに合わせて
動物病院に連れて行く日は、賢い猫ちゃんには飼い主の緊張感も伝わってしまいます。
なるべくいつも通りにリラックスして過ごしましょう。
猫ちゃんのペースに合わせてあげるためにも時期に余裕をもって来院の準備をしておきましょう。
動揺し興奮してしまう猫ちゃんの場合は、あらかじめ病院のスタッフに伝えておきましょう。
・車でキャリーを運ぶとき
移動中はキャリーをブランケットやタオルなどで覆い、安心させてあげましょう。
車での移動を好ましい(または気にしない)と感じる猫ちゃんであれば、 時々車に乗せてドライブし、それを良い経験と結びつけておくと良いでしょう。
獣医師が教えるキャリーケースへの入れ方講座!
動物病院へ連れて行きたいけど、なかなかキャリーに入ってもらえない。
どんなキャリーを選んだら猫ちゃんにとって、快適なのか悩んでいる方…
そんなお悩みをお持ちのかたは詳しくは下記記事をチェックしてみてください。
NEKOPROについて
猫ちゃんも飼い主さんも安心して動物病院にいってほしいという想いで NEKOPRO は発足しました。
NEKOPRO という名前には以下の意味が込められています。
NEKOPROに込められた想い
・獣医師はネコを診るプロ
・看護師はネコに寄り添うプロ
・飼い主はネコと過ごすプロ
・ネコのためにお薬をつくるプロ
それぞれ立場のちがうプロが手を取り合って猫ちゃんの一生をサポートしよう!というプロジェクトです。
昔から動物の張り子には、お守りと厄除けの意味があります。
かけがえのない愛猫の健康を願って、ネコプロのキャラクターをモチーフにした張り子を作成しました!
動物病院で見かけたら思い出してもらえたらうれしいです。