目次
「うに の日々徒然」
うにちゃんは、他の猫やオーナーさんたちと、どんな生活を送っているのか。少しのぞかせてもらいました。
ご機嫌な うに
「ご機嫌なときは、目が真ん丸になります」
うには食いしん坊なので、食べ過ぎないように、ご飯とおやつは小分けにして一日に何度もあげています。遊ぶのも大好きで、家の中は猫グッズだらけ。でも、気に入るものばかりではなく、最近の失敗は猫用のコタツ。結局、うにがちょっと入っただけでした(涙)。うには表情が豊かで、ご機嫌なときは目が真ん丸になるんです。もちろん、ご飯のときや遊ぶときは目が真ん丸でかわいさも増し増しです。
病院へ行く うに
「にゃーと猫らしい声で逃げたいと訴えます」
ケージの中でうには寝てしまうくらい嫌な思い出はないようなのですが、いざ病院へ連れて行くときには、「出してくれ」と訴えるように、にゃーにゃーと鳴き出します。怖がっているのか病院の診察台ではおとなしく小さく丸まったままですが、家に帰って来ると不機嫌になることなくいつもどおり。手のかからない子で助かります。
不機嫌な うに
「嫌がっているのはジト目でわかります」
エリザベスカラーをつけると、うには一気に不機嫌になります。慢性的に目が悪いため、症状が悪化すると使うのですが、むっとした表情になって、ジト目になります。でも、クッションが入っている柔らかいカラーなので、慣れると枕にして寝たりするんですよ。
王様な うに
「自分が一番強いと自覚しています」
うにはとにかく負けず嫌い。同居猫とのケンカでも決して負けません。たぶん、自分が一番強いと自覚しているんだと思います。お手製のキャットタワーがあるのですが、その一番上に行って、他の猫を見下ろしては、自分はスゴイぞと王様気分を味わっていそうです。
ジャンプが得意な うに
「ジャンプもできると気づいたみたいです」
ミヌエットは足が短いためか、うにも初めのうちはジャンプをしませんでしたが、あるとき、なにかのきっかけでジャンプして「自分も飛べる!」と気づいたみたいです。それ以来、いろいろなところへ上るようになりました。お気に入りは、靴箱の上。「こんな高い所に上れる僕ってスゴイ!」と自慢している気がします…。
お留守番する うに
「みんなでお出迎えされるとやっぱりうれしいです」
うにだけでなく他の子たちも、お留守番は平気です。粗相もせずにひたすら待ってくれていて、玄関を開けるとお出迎えしてくれています。やっぱりうれしいですね。
お風呂も爪切りも耐える うに
「僕、耐えてます、という顔になります」
身体を洗うと悲しそうな声を出します。耐えきれないと「にゃー」と声を出しますが、逃げたり暴れたりはしません。爪切りも平気です。ちょっと暴れたりしますが、手早くすれば大丈夫。飼い主の手を煩わせない良い子ですよ。
「うに との生活がくれるもの」
毎日の生活に、うにちゃんがどんな驚きと幸せを運んでくれるのかを伺いました。
「もち米、特にお餅の匂いが、たまらなく好きみたいです」
うにはもち米、特にお餅が焼ける匂いが大好き。めちゃくちゃ欲しがりますが、お餅をあげるわけにはいきません。その代わりにスプーン1杯くらいだったら猫もOKと聞いた甘酒をあげたりします。
「この箱にいったいどんな秘密が?!」
「膝の上で寝てくれるのが、とにかく幸せです」
うにも他の猫もいつも幸せをくれます。たとえば、膝の上で、ヘソ天で寝てくれるとき。ゴロゴロ言って甘えながら寝ている姿を見ていると、本当に幸せを感じます。うには、ツンデレでクールですが、普段から人がいるところが好きで、目が届く範囲でいつも寝ています。
「うに との生活で大事にしていること」
最後に、猫たちとの生活でいつも大事にしていることを伺いました。
猫にストレスが一切かからないように、いつも心がけています。外出しても、すぐに帰りたくなるし、趣味だった旅行にも行きたくなくなりました。猫中心の生活です。自分が産んだんじゃないかと思うくらいに、猫たちが可愛くて仕方がありません。こんな幸せな猫生活がずっと続けばいいなと今は思っています。
白黒猫界のアイドル、うにちゃんにフォーカスをあてた「猫ぐらし」はいかがだったでしょうか。オーナー様は当初は犬を飼っていて、猫のゴロゴロ音さえ知らないほど猫にはご縁がなかったそうです。しかし、今やすっかり猫の魅力にはまり、日々猫たちがくれる幸せに浸っているようでした。猫を飼っている人ならば、「うちの猫と一緒だ!」というシーンも多かったのではないでしょうか。では、次回の「猫ぐらし」も、ぜひお楽しみに!